top of page
検索
執筆者の写真患者会 カンナビノイド医療

患者の声 : 2型糖尿病 腰椎骨折

更新日:2023年9月29日



2型糖尿病 腰椎骨折

昭子さん

79歳(1943年生)49kg


CBD使用歴:6ヶ月(2023年4月〜)

   CBD摂取量:グミ30mg/day

CBDアイソレートカプセル100mg/week

CBD高濃度オイル(20%)局所塗布


※近所に住む娘の視点からみた体験談です。


48歳で糖尿病と診断。教育入院を経て、2型糖尿病の患者会『青空会』に入会。自ら役員を引き受けて積極的に治療をしておりました。


50代半ばからは風船バレーボールの創設役員、絵手紙教室役員、障害者公文式の採点ボランティア、障がい者スポーツ指導員として活躍。スポーツジムで毎日500m泳ぎ、毎晩晩酌が日課でした。


74歳のある朝、治療薬の副作用による低血糖で倒れることがありました。

その当時は1日3回と指示されたインスリンを朝1回にまとめて14単位打っておりました。プール通いが週1回になったこともあり、大好きなビールを飲むと、血糖値も300超になることが多くありました。糖尿病コントロールの指標であるHba1cは10.0でした。


徐々に不眠がひどくなり、不安になると昼夜を問わず娘である私に電話をかけることが増えました。病院から睡眠薬を勧められて服用すると、翌日はお昼すぎまで寝てしまう日々が続きました。


2022年(78歳当時)、自宅で2度転倒し腰椎を骨折し長期入院となりました。さらに入院中の病院でも転倒して再び骨折。加えて院内で新型コロナにも感染し、1年間の殆どを病院で過ごしました。2023年の4月半ばにようやく退院して、新しい生活が始まりましたが入院期間中に足腰が急激に弱くなり、全ての習い事に行けなくなってしまいました。すっかり気弱になって、一日中部屋から出ないうつ病のような生活となり、ADL(日常生活動作)の低下は顕著なものでした。


そのため娘である私が介護保険の手続き、住宅改修の依頼などで介入するようになり、出来る限り、母と過ごす時間を作りました。病院へも付き添い、主治医の話しを一緒に聞くようになりました。


−CBDとの出会い−

骨折の痛み、不眠などの様々な症状を抱える母の血糖コントロールに関して、CBDは現実的な選択ではないかと、娘である私は以前から思っていましたが、"主治医の言うことが絶対!"な母に勧めることは躊躇っていました。


しかし2023年5月のpcat患者会ミーティングに参加したことをきっかけに、摂取しやすいCBDグミを毎日1粒(20mg)食べることを勧めてみました。

(母が内服していたアムロジピン(血圧を下げる)との飲み合わせについて、理論上は相互作用があるということでしたが、正高先生の記事を参照に、少量なら問題ないと判断しました。https://www.greenzonejapan.com/2023/07/19/d_d_interaction/?fbclid=IwAR0Ad1e995dxQa8bym5aQod2woG6ea-HYc5UHqemtRzLkrpHuyO8ZCmVR_c


甘いものを制限されていた母は、これを素直に喜びました。そしてCBDグミを食べ始めた翌日、その日はGWの最中でしたが母から、“ぐっすり眠れて朝はスッキリと起きられる“と連絡があったことをよく覚えています。


体感としてCBDグミを気に入った母は、代謝内科と整形外科の主治医に、睡眠障害をなくしたいので、このグミの継続摂取を希望することを自らの言葉で話し、それぞれから承諾を得ました。


またグミに続いて、骨折後の痛みに対して高濃度オイル(20%)を毎日局所に塗布するようになりました。腰椎骨折は4箇所にも及び、母はカロナールやセレコキシブを常用していました。オイルを塗ると5分ほどで痛みが和らぎ始めて、2時間程度は痛みが軽減されているようです。


そしてCBDを摂取し始めてから、3週間ほどで空腹時血糖値は100mg/dlを切ることが多くなりました。入院中の管理された食生活でもHba1cは、9.0〜10.8だったのが、直近では8.5になり、インスリンの単位は、14→10単位に減らされました。


2023年7月と8月の代謝内科の定期受診では、主治医から、『何がありましたか?血糖値、Hba1cの値が、信じられないくらい安定している』と説明がありました。


こうして4年前には大麻由来の成分ということで「そんなものを摂るくらいなら死んだほうがマシ。」とまで言っていた母が今では真剣にCBDの話を聞いてくれるようになっています。


折りしも正高先生が更新したブログ記事『糖尿病とCBD』を読み、気分を良くした母は、自身の体調や数値に合わせて、グミの量も調整するようになりました。


さらに外食をした翌朝、血糖値が高い日や、脚が浮腫んでいる日は、100mgのカプセルを飲んだりしているのです。


CBDを使用し始めてから半年が経ちますが、CBDの副作用はなく、心配していた眼圧も正常です。日記を付けること、能トレを再開して、絵手紙教室に復帰。秋からは風船バレーボールの見学に行くことを目標に、自宅とデイケアのリハビリに励んでいます。

デイケアでは、とても活き活きしてきたと評判で、CBDのことを聞かれたら、「私にとても合っているの。」と話しているようです。


−最後に−

このたび、糖尿病にCBDを選択したことが、不眠、不安、痛みの軽減に加えて、血糖値の安定に繋がったと確信しています。

ご家族にCBDをおすすめしたい時に注意することは、本人の病状を知ること、どんなふうになりたいかを理解すること、信頼関係の形成が重要だと思います。この手記を書くに当たり、母は自分で記録を取り、監修を務めてくれたことを申し添えます。ありがとう。


閲覧数:864回0件のコメント

Comments


bottom of page