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患者の声 : 難治性側頭葉てんかん 肥大型心筋症 PTSD 肺気腫

更新日:8月22日




イクオさん 60代男性

難治性側頭葉てんかん 肥大型心筋症

PTSD 肺気腫


CBD 200mg/day 



Qてんかんの発症から現在までについて教えてください


初めて発作が起きたのは7歳のときです。目が覚めると、家族から昨夜の出来事を聞かされましたが、私は全く記憶にありませんでした。発作はその夜から約2か月続きました。病院にも行きましたが、原因は分かりませんでした。その後、45歳になるまで大きな発作は起きませんでした。小さな発作は頻繁に起こりますが、寝ているときに起きる大発作は比較的少ないです。大発作の際は、うめき声をあげたり、身体が痙攣を起こしたりすることが多いです。



Q:カンナビノイド医療患者会との出会いについてお聞かせください


「みどりのわ」を知ったのはインターネットでの情報からです。正高先生のことを知り、そこから「GREEN ZONE JAPAN」の存在を知りました。この団体は、私にとって非常に大切な存在です。ここで出会う人々は、安心感や希望を与えてくれます。



Q:初めてCBDを試したときの感想をえてください


とても落ち着きました。CBDがあるときは発作が起きませんでした。



Q:幼少期の経験とPTSDについて、教えてください


僕がいつからこうした心の痛みを感じ始めたのかはっきりとはわかりませんが、てんかんの発作が始まった頃からだと思います。当時は、てんかんという病気に対する理解があまり進んでおらず、それが一因だったのかもしれません。まだ全てを思い出しているわけではないですが、特に父との経験が強く印象に残っています。家族で海やキャンプに行ったときは、気がつくと誰もいなくなっていることがありました。その度に泣いていた僕は、警察に保護されましたが、親が迎えに来るといつも同じような言い訳が繰り返されました。帰りの車の中もとても不安でした。中学に入ってからは、父と話した記憶はほとんどありません。母も父ほどではありませんが、小さなヒーターのようなもので頭に痛みを感じたことがあり、その跡が今でも残っています。何度も「捨てられた」記憶があります。

てんかんが再発し、大発作が起き始めたとき、その時の記憶が少しずつ甦ってきました。最初はそれが自分の記憶なのか確信が持てませんでした。こうして思い出したことや、以前から覚えていたことを含めて、僕は長い間、不安定な気持ちで過ごしていました。

心臓の診察を受けていた時に、医師から精神科への受診を勧められました。先生と話しているうちに涙が止まらなくなり、その時、PTSDと診断されました。大発作が起こると、新しい記憶が甦ることがありました。薬も処方されましたが、精神安定剤を飲むと逆に苦しくなり、続けることができませんでした。今も完全に治っているとは思えませんが、それでもその記憶や気持ちを受け入れて生きていこうと決めました。

そんな中、CBDを試してみた時、涙が止まりました。僕にとっては、これは本当に奇跡のような出来事でした。CBDが必要な人たちが、いつでもそれを手に入れられるよう心から願っています。



Q:CBDへの不安がありますか?


CBDが手に入らなくなることに対する不安があります。また、発作を通じて人間関係にも影響があります。しかし、CBDが多くの人々、特に子供たちにも必要とされていることを知り、もしCBDがあれば、私のような体験をしなくても済むのではないかと強く思います。処方薬の副作用は非常に強く、まるで別の病気のようです。しかし、CBDを始めることで、発作に対する不安や恐怖を和らげ、薬から距離を置けるかもしれません。必要な人々が早く自由にCBDを手に入れられる日が来ることを願っています。病気で苦しむ人々やその家族の気持ちを理解し、生きる権利を奪うようなことがあってはならないと強く思います。

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