検索

患者インタビュー:群馬県 Aobaさん 腕神経損傷による幻肢痛


Aobaさん 24歳

腕神経損傷による幻肢痛

CBD使用歴 4ヶ月

群馬県在住


Q:病名や症状について教えて頂けますか?


右肩から下の感覚がなく動かすことができません。

腕神経損傷といって骨髄から生えている神経が切れて、脳から神経の伝達が届かない状態です。副症状として幻肢痛(幻覚の痛み)や神経痛(神経が少しだけ通っているところの過剰な痛み)があります。


Q:そのような症状はいつからですか?


令和元年の夏にバイク事故をしてからです。

事故当時とそれから数日の記憶はありません。

寝たきりで人工呼吸器をつけた状態でした。

複数骨折していて精密検査の結果、右肋骨、鎖骨、肩甲骨が全部割れ、肺も損傷する重症で、そのときには既に右腕が動かない状態でした。身体の損傷が酷くその痛みが辛かったので右手が動かせないことはあとで知らされました。

あまりにも痛みが辛く、ICUにいたときは麻酔科の先生に強めの痛み止めを打ってもらっていました。

入院中、痛みで夜寝れずモルヒネ系の薬を打ってもらったときに痛みは和らぎましたが幻覚が見えてしまったんです。それがとても怖かったです。

それからは時間が経つにつれて症状も良くなっていって1ヶ月後には退院し、県内の神経に特化した専門医を紹介してもらいました。そして正確な診断をしてもらって今に至っています。


Q:現在の痛みについて詳しく教えて頂けますか?


痛みが不定期に来ます。ギュッと潰されるような痛み、痺れるような痛み(正座したあとの痺れ、強い痛み)で、その痛みは右腕に出ることが多いです。

幻肢痛は幻覚の痛みなので感覚がないところにその痛みを感じ、苦しめられています。

神経が少し通っているところは少し触れられるだけで異常に痛みを感じ、ビリっという嫌な感覚に襲われます。

急に痛みがきて身体がグッとなってしまうので仕事に支障が出たり運転中も怖いです。


Q:どのような治療をされているのですか?


整形外科でリリカとノイロトロピンを処方してもらっていて朝晩服用しています。

服用することで痛みが和らいだりすることはありますがそれなりに痛みはあります。

頓服の薬はありません。私の場合は神経痛よりも幻肢痛のほうが強く、幻覚の痛みなので脳の作用が大きく薬で痛みを和らげるというのは出来ないと医者からは言われています。

腕神経損傷の名医がいるというので山口県の病院を紹介して頂き入院と通院合わせて1年ほど通いました。右手が動かないのですが、少しでも生活が楽になるようにということで足の筋肉を移植して肘と手が同時に曲がるように再建手術して肘だけは曲がるようになりました。あとは現在2ヶ月に1回、関節が硬くならないようリハビリ技師の先生に診ていただいています。


Q:CBDを知った経緯を教えてください


事故する前からCBDのことは知っていました。

タバコを吸うので友達から教えてもらって低濃度のリキッドタイプを試したことがありました。数回試したことがあっただけでそんなに何かを実感したりとかはありませんでした。

事故後、知人に誘われて行ったCBDのイベントにゲストとして正高先生がいらっしゃっていました。そのときに初めて正高先生がされている研究を知り、後にGreen Zone Japanの活動を見た時に”私にも効果があるのかも”と思いました。


Q:CBDを服用して変化はありましたか?


服用を始めて4ヶ月になりますが、朝服用すると仕事中も普通に生活していても痛みが少なくなってきたと感じました。

以前は痛みで寝られないときがあったのですがそれも少なくなりました。

使い始めたとき1.0ml(CBD20%)を朝晩服用していました。

その後痛みが戻ってきたので現在は朝晩各3.0ml(同20%)に量を増やしました。

大豆から作られたオイルを使って服用していて飲みやすいです。

最近CBGとCBNも服用を始めましたが試してみて数日なので効果としての実感はまだありません。


Q:最近の生活について教えてください


大きな重量のあるものを運ぶときや棚の一番上のものは取れないことがあるので困ることはあります。ただ、今の生活の中で特に不自由を感じていません。

元々は右手が利き手でしたが、昔ボクシングをしていた頃に減量時は左手で箸をもって食べることもしていたのですぐに慣れました。

昔から料理が趣味でストレス発散にもなるので好きでよくやっています。

片手用のまな板というものがあるので、それを使って料理をしています。

運転は左手で全て運転しています。


Q:さいごに、今後の展望などがありましたらお聞かせください


事故してからボクシングをスポーツとして出来なくなってしまいました。片手でできるものは何かなと考えたときに乗馬を始めてみようかなと思うように。東京パラリンピックの乗馬を見て、面白そうだな、と感じました。自分が障害を持って気付いたことが、人から見られることって結構嫌だな、と思ったんです。

でも振り返ると自分も事故して障害もつ前はそういう目をしていたな、と。人って見ていないと思っても無意識にそうやって見てしまっているんだと思います。見られることを気にしなくはなったのですが、逆にこういう人もいるんだよって見てもらえればと思っています。健常の方っていう言い方もしたくはないですが、そういう方の見る目線を変えて欲しいなっていうのはあるかもしれないですね。

友達には”気を遣わなくていいから、遊びに行くのも今まで通りにして”と言って、みんな気にせずやってくれているので、そういうのがこうひとつ何かを失っている人には一番大きいことなのかもしれません。

みどりのわの中にも障害のある方もいらっしゃるので健常の方の気持ちを変えていけたらいいなと思います。

閲覧数:156回0件のコメント

最新記事

すべて表示

匿名希望 16歳 35kg 難治性てんかん(ウエスト症候性) CBD使用歴 8ヶ月 20mg/kg/day (CBD20% 3.5ml/day) 匿名顔出しなしという条件でお母さまがインタビューに応じてくださいました。 Q:娘さんの病気や症状について教えて頂けますか? 生後3ヶ月の時に難治性てんかんウエスト症候群を発症しました。 投薬治療から始まり、ACTH治療(副腎皮質刺激ホルモン治療)を行いま